クリスマスシュトーレン

こんばんは!ライターHiroeです。


音楽とはちょっと外れますが、季節感を演出できる(?)記事ということで今日はシュトーレンのお話。


クリスマスが近づいてくるとベーカリーやスイーツのお店で売られているお菓子の「シュトーレン」。

近年は日本でも人気が出てきているのか、クリスマスの時期には結構あちこちで見かけることが増えてきた気がします。


シュトーレンとはもともとはドイツでクリスマス時期に食される、季節のお菓子です。ラム酒漬けのドライフルーツやくるみやアーモンド等のナッツ類が混ぜ込まれて、表面には溶かしたバターを染み込ませ、粉砂糖をたっぷりまぶして作られます。イーストを使って発酵させるため作り方としてはパンのそれとほぼ同じなのですが、バターもたっぷり使われるので食感としてはややお菓子に近い感じです。ドイツではクリスマスの日を待ちわびながら少しずつスライスして食べるのが定番だそうです。


クリスマスの日まで少しずつ食べるお菓子とあって、他のパンやお菓子に比べて日持ちがするのも特徴です。在宅勤務中の気分転換の為のおやつとしても活躍します。(ただし食べ過ぎ注意!笑)


このシュトーレンですが、もちろん売っているものを買って食べるのも楽しいです。最近では色々なお店が出しているので、食べ比べも楽しめます。


ただ私の場合はシュトーレンとの出会いはこうしたお店…ではなく、20代のころに通っていた某大手料理教室で習っていた頃のメニューに偶然シュトーレンがあったということでした。

当時の私はシュトーレンの「シ」の字も知らなかったのですが、教室で作って食べてみたら、その美味しさにびっくり!

それ以来シュトーレンにはまってしまい、毎年クリスマスになると材料を揃えて作るのが習慣になりました。また4年程前から今度は専門のパン教室やお菓子教室で製菓製パンを学び始めたのもあり、それからはパン作りやお菓子作りがすっかり日常の一部になりました。


そして最近では既存のレシピだけではなく、もっと色々なバリエーションとかないのかな…と思い、アイデア欲しさにこんな本まで購入して研究するようになりました(笑)

ドライフルーツに何を使うかとか、マジパンを入れてみる等の具材もそうなのですが、粉を少し減らす代わりにアーモンド粉を入れてみるとか、中種と呼ばれる予備発酵の生地を先に作って発酵させてから他の材料を混ぜるとか、製法にも色々あることを知り、11月に入ってからは毎週実験的に色々なバージョンを作っています。


先週は定番のドライフルーツのシュトーレンと、夫のリクエストに応える形でチョコチップとくるみのシュトーレンを、そして昨日はアップルティーの茶葉を濃いめに煮出してから、その紅茶と茶葉を丸ごと混ぜ込んだ生地とドライフルーツとでこね上げたシュトーレンを作ってみました。


どちらも味や食感には微妙に違いはあるものの、味わいはなかなかのものでした!


レシピ通りに作るのは失敗は少ないですし、もちろん基本を押さえるのは必要なのですが、こうして自分で試行錯誤しながら作るのは、なんか学生時代の化学の実験みたいですごく楽しいです♪

こちらはベーシックなドライフルーツのシュトーレンとチョコチップのシュトーレン。


こっちは紅茶の茶葉入りのシュトーレン。


コロナ感染再拡大でなかなか気持ちが落ち着かず不安な日々が続きますが、気分転換という意味でも、そしてこのような状況の中でも家でもできる楽しみとしてもクリスマスまで色々なシュトーレンを作って楽しみたいと考えています。


…あ、基本を大事にと言えば、ピアノも基本を大事に、忘れずに精進していかないとですね(苦笑)

ウサジミールの部屋

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2コメント

  • 1000 / 1000

  • さとこ

    2020.11.24 04:29

    シュトーレンは2年くらい前に初めて知りました。冬のお菓子という感じでとても美味しいですよね。 今年は例外でしょうが、普段は海外のクリスマスはとっても盛り上がるんだろうなぁと思うと、一度くらい冬のドイツやウィーンに行ってみたくなりますね。
  • サニーマリア

    2020.11.23 10:28

    伝統のお菓子ですね!生クリーム・ふわふわ生地に慣れきってる日本では、なかなか馴染み薄い、上級お菓子ですね(笑) リキュールたっぷりのドライフルーツをふんだんに使ったクリスマススイーツと言えば、イギリスに短期留学した時のステイ先のヘビーなケーキを思い出します(笑) ヨーロッパの特徴なのかも知れませんね より保存が効くものが優秀(?)とゆう ちょっと懐かしい味が浮かびました