ステージ衣装の楽しい悩み
今日は管理人個人のステージ衣装の裏事情というか表事情について書いてみようと思います。
もうすぐクリスマスですが、当日は20時まで仕事の管理人にとってはスルーの対象にしかならない話題ですのであしからず。
今回はロングドレスに焦点を当ててのお話。
個人的にはひざ下丈くらいのミディアムドレスも好きですが、フォーマルな衣装となるとやはり大人はロングが主流でしょうか。
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みなさん、ステージ衣装はレンタル派、購入派どちらですか?
私は…両方派です。
本番のホール規模や内容、はたまた気分によって買ったり借りたりしています。
衣装を選ぶのはとってもワクワクして楽しいのですが、それと同じくらい悩むのがやっぱり
予算
ですね。
買っても借りても、国内のちゃんとしたお店のものだと安くても2万くらい~かかってしまうので、シンプルなデザインの控えめ価格のものを買うか、しっかりした作りの豪華なものを同じくらいの値段でレンタルするかいつも迷います(私の中での1回の本番の衣装予算は奮発して3万までです。それ以上は破産ライン)。
こちらの写真はあるSNSで使用していたプロフ画で着ているドレスなんですが、サークルの発表会で着たドレス。これは購入品でした。
しかし結局一回しか着てないのですよね(涙)。
なかなかロングドレスを着る会場での演奏の機会がなくて。
2月に地元のホールで開催されるピアノ発表会みたいのに出るのでそこで着ようかしら。
弾く曲がシャンソンだから合わないかな。。
値段の割にしっかりした作りで、スカートのフレアがたっぷりあり(コレ重要です!)結構気に入ってます。
ドレスルームアミさん。新宿三丁目駅からすぐ、高島屋の近くです。
可愛いドレスが2~3万程度で購入できます。
さて、こちらは今まで着たドレスの中で一番のお気に入り。
真っ赤なイブニングドレス。レンタル品です。
お店は久米川にあるドレスレンタルショップ「マーガレット」さん。
マンションの一室に物凄く膨大な量のドレスがあって、試着しに行くとオーナーの女性が次々とどんどんドレスを出してきてくれます。
予約制なので1回行くと20~30着は余裕で試着させてくれますよ。
とてもお話好きなオーナーさんで、ご自身は音大の声楽科を卒業されているそうです。
娘さんはピアノ科を出ているので、ピアニストにはこんなドレスがいいということも良く分かっていて、たくさん勧めてくださいます。
この時は何十着も試着して最後はこのドレスに決めました。
…が、試練が!!
ワンサイズのみで、その時人生において一番ふくよかだった私。。
後ろのチャックがキツキツで
「これじゃ貸せないわ」
とバッサリ言われてしまいました。
※サイトからの拝借画像です。ちなみにレンタルのお値段は3万円。
でもどうしても着たい!!!
幸いなことに本番まで3か月ある!
ということで、そこから必死でダイエットに励み、3か月で4.5キロくらい落としました。
お陰様で上記に掲載したように、無事当日このドレスを着て本番を迎えられたのでした。。
この時は人生の中で一番大量にこんにゃくを食べて、一番カーヴィーダンスをがんばった時期でしたね。
恥を忍んでビフォーアフターの写真を載せようと思います。
まずビフォー↓お腹周りがパンパン…。実は今も在宅勤務のせいかこれに迫る勢いの体重になってきてしまっています。
実はこのドレスを選ぶ時、最終的にこちらとすごーく迷ったのです↓
ジバンシーの当時の新作で、この数年後にはマーガレットさんが衣装協力した映画の撮影で広瀬〇ずさんが着用することになったドレス。
現物ですよ!私の方が先に着たんです!(なんの闘争心?)
でもこれは…
レンタル代が高かった!
5万円と言われました。撃沈。
「借りないだろうけど新作だから着せてあげる」
と試着させてもらって(あらかじめ予算を伝えているので基本的にはその予算内のドレスを持ってきてくれるのですが、たまにサービス?でお高いものも着させてくれるのです)、どストライクなことに気付いてしまいました。
※こちらの画像はサイトよりお借りしています。
でもさすがに一回の本番で、しかも趣味で演奏する発表会でこの金額は出せないと思い、断腸の想いで断念しました(!)。
自分のリサイタルだったら借りたかもですが、そんなことはこれから先まずないですね(笑)
ちなみにこちらのマーガレットさんは、大人気フリーアナウンサーのカ〇パンも学生時代に愛用されていたそうです。
学生時代から美貌は群を抜いていて、オーナーさんがドレスを何着か貸して
「どこでもいいからこれを着て写真撮ってきて」
とお願いしたほどだとか。
以前はその写真を見せてくださいました。学生時代の初々しいカ〇パンさん、とーっても可愛かったです💛
現在はどうか…わかりませんが恐らくリクエストすれば見せてくれると思いますよ。
そしてこちらは海外の格安ドレスサイトで買ったドレス。
私は肩幅ががっしりしているのでホルターネックのようなアメリカンスリーブのようなドレスに挑戦しました。
真ん中がかつての私です。
ほぼオーダーメイドのような注文の仕方なので、自己責任で自分のサイズをしっかり測ってオーダーしなくてはいけないのが大変でした。
ちなみに裾の長さをだいぶ誤って測り長ーいドレスになってしまったり、ホルダーが長かったので自分で少しお直しをしました。
こちらのサイトは失念してしまいリンクが貼れません。
このドレスは1万くらいで超破格。
こういう通販型のドレスはハズレも多いので(経験済み…)私が注文で気を付けていることは
・生地が安っぽくないか
・スカートのフレアはたっぷりあるか(横に広げて最低でも半円形になるくらい)
・着てて安心感があるか(特に私は胸元がふくよかでないのでうまくカバーできるかも重要…)
ちなみに良い作りのドレスは胸の下でがっちり押さえてくれるのですごく安心して動けます(ドレスは胸で着る、と言われるくらいです。元ブライダルコーディネーターの知識ですが)。
逆に値段の安いドレスはコルセットみたいな作りではないのでストラップの有無やデザインに注意が必要ですね。
最後にこちらは、群馬県にあるロックハート城でのドレス体験。
ピアノの本番では絶対に着れないものすごーく立派なパニエのドレスを着ました。
そろそろ年齢的に自粛が必要ですが、できればもう一回くらい着に行きたいです!
さて、私の写真ばっかりで目が毒されたと思いますので、ここからは美しいドレス写真を載せておきます。
本当はエメのドレスとか買えたらいいですけど、収入が今の倍にならないと無理ですね、悲しき現実。
日本は海外に比べてピアノを演奏するときの衣装が派手だのなんだの言われますが、こういうドレスを着られるのはピアノをステージで演奏するときの特権、醍醐味、楽しみみたいなもの。
誰が見てるわけでなくても着たいものは着たいのです。
なのでドレス好きの女性のみなさん、バシバシ可愛いor美しいドレスを着ましょう!
ちなみに男性の衣装は燕尾よりタキシードが好きです。
気に入ったドレスを着て「衣装負けしないぞ!」というプレッシャーがあるとまた練習に気合が入りますしね。そんなのは管理人だけかもですが。。
可愛い。
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