イチオシ演奏家#③ヴァイオリニスト長岡聡季さん
【プロフィール】
東京藝術大学音楽学部付属高校、同大学、同大学博士課程を経て、室内楽科博士後期課程修了。シューベルトの室内楽曲の研究により、同大学室内学科初の博士号(音楽)取得。終了後、2012年~2015年まで東京藝術大学室内楽科非常勤講師を務める。
2014年~2019年にかけて、台湾で4回のリサイタルを開催。アルジェリア国際音楽祭に室内楽奏者として、ラフォルジュルネ音楽祭(フランス・ナント)にコンサートマスターとして招かれるなど、国際的に演奏活動を展開している。
横浜シンフォニエッタのシーズンメンバーおよびコンサートマスターを務める他、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、神戸市室内合奏団他、各地のオーケストラにてゲスト・コンサートマスターとして招聘されている。
オリジナル楽器奏者としてバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ポレアードなど国内の主要な団体で演奏している他、合唱指揮者としても活動し、聖学院メサイア合唱団、コーロ・ヌオーヴォの各常任指揮者を務める。
北海道教育大学岩見沢校准教授。
どうでもいいですが、SATOKIとSATOKOってアルファベットで書くと最後の母音まで同じ綴りです。
で?というツッコミは無しでお願いシマス。
管理人と長岡さんの初対面は首都圏から少し離れた伊豆半島の先端、下田でした。
2014年の夏頃、下田のホールでヴァイオリン・バロックヴァイオリン・ヴィオラの3つの楽器を駆使したリサイタルを開催されると知り、そこに世界を飛び回っている人気指揮者の山田和樹さんの楽しいトーク付きという、とても贅沢なリサイタル(ピアノはお馴染み佐々木先生)。
これは駆け付けない理由がない!ということで、踊り子に乗ってビューンと下田へ行きました。
↑今は廃止になってしまったスーパービュー踊り子。また乗りたかったなぁ。
実はこの時、下田へ行くことになったのが割とギリギリで、宿がなかなか見つからないハプニングに見舞われました。
それでも何軒か連絡して、ちょうどキャンセルが出たという部屋を予約できたのですが、女性一人旅ということでどこでもいいと言うわけにもいかず(カプセルとか古すぎてお化け👻が出そうなホテルなどは無理です)、知恵袋で地元の方におすすめ宿を教えてもらったりして、四苦八苦しながら探しました。
初対面の長岡さんは、とても気さくでノリが良く博学で素敵なお人柄。
ヴァイオリンの音色はなんとも表現しがたい、艶やかで伸びのある美しい音と歌で楽器を奏でていらっしゃいました。
まさに音のダイヤモンド💎
時々ウィンドウショッピングで見かける4C(ダイヤモンドの4Cについてはこちらのサイトが分かりやすいです)の優れた希少なダイヤを見ているような、そんな気分にさせてくれる演奏でした。
そしてもう一つ凄いのが、とにかくクラシック音楽にとことん詳しいということ!
さすが音楽博士ですね(藝大室内学科で初の博士号取得者)。
同じくピアノよりシンフォニーの方が詳しいという佐々木さんとの会話は、私には全く意味が分からない、開けてはいけない扉の先を見ているようなそんな気がしてしまうマニアックな専門家の会話でした。
他にも素晴らしいところはたくさんあるのですが、ブログでは伝えきれませんね。
またお二人のトークでの掛け合いも、キャラの対照的なコンビだとリサイタルの人気の1つになっています♪
ここで少し余談を。
2019年の聡季さんの札幌でのリサイタルを聴くため管理人は札幌まで飛びました。
そう、高所恐怖症なのに、飛んだんです…!!
20年ぶりの飛行機。
それでなんとか克服したいと思って、意を決して札幌行きを決め飛行機に乗ることにしたのです✈
出発当日、飛行機に乗り滑走路で加速が始まった時からかなりパニックでしたが、それでもまだこれくらい↓の高さならなんとか大丈夫。
しかし(´;ω;`)
これくらいの高さ(スカイツリーのような人間が作る高さを超越した高度)になるともう無理です。
心情としては「まな板の上の鯉🐡」状態。
もう逃げられない、何かあっても逃げ場がない、そんな不安に支配されながら乗っていました。大袈裟なようですが本当にそんな気持ちです。
ああー富士山綺麗、なんて楽しむ余裕はありません。
でももう二度と飛行機に乗らないかもしれないので(結構参ったので鉄道か車で頑張ります)、なんとか写真は撮りました。
こうして見ると綺麗ですね~♪
この時札幌を始めとする数か所の旅行も兼ねてあちこち行ってきました。
その時のことは機会があればまたブログに綴りたいと思います。
札幌のクリスマスマーケットで買ったカップは在宅勤務で愛用中です💛
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